インスタグラムで「A.楽ちん派、B.きっちり派」の小物を紹介
浴衣を着るときに、揃える小物
そろそろ熱くなってくる季節、夏が近づいてきました。昨年までお祭りや花火大会はなかなか開催されていませんが、今年はそろそろ・・・なんて淡い期待をしております。
普段お着物を着なくても、花火大会には浴衣を着て繰り出すのがスタンダードでありましたが、浴衣を着るときに必要な小物は何になるのでしょうか?
先日のインスタでは必要な小物を、好みでお分けしました。A.楽ちん派、B.きっちり派です。詳細を見ていきましょう。
普段お着物を着なくても、花火大会には浴衣を着て繰り出すのがスタンダードでありましたが、浴衣を着るときに必要な小物は何になるのでしょうか?
先日のインスタでは必要な小物を、好みでお分けしました。A.楽ちん派、B.きっちり派です。詳細を見ていきましょう。
A.楽ちん派の特徴
楽ちん派の特徴は、とにかく小物は少なめです。より洋服に近づけて着る事、自分が楽な事を優先しています。紐で縛るのは苦手な人、気持ち悪くなりがちな人に向いています。
少し着崩れが心配ですが、気持ち悪くなってしまったら元も子もないというわけで、苦しくない事を最優先しています。
次で最低限の小物の紹介をしていきますね。
少し着崩れが心配ですが、気持ち悪くなってしまったら元も子もないというわけで、苦しくない事を最優先しています。
次で最低限の小物の紹介をしていきますね。
A.楽ちん派の小物の一覧
浴衣、帯以外
キャミソール
・キャミソールの代わりにスポーツブラでもOK(本当に開放感を求める方は海外風にニップレスでも構わないと思います)
ステテコかガードル
・楽をしたいので、透けない時は(又はご自分が気にならなければ)なくてもかまいませんが、最近は透ける素材の浴衣も多いので、その場合薄手のステテコかガードルなどを履きます。
薄手のタオル1-2枚
・通常はタオルを胴に巻いた方が綺麗に着れ、汗取りにもなるのでお勧めしています。ですが、ここでは楽さを最優先して、超やせ型の方のみとします。せめて温泉タオルのような薄手タイプや、ガーゼタオルなどが夏でも涼しいと思います。
タオルを巻く場合は、紐で押さえます。
タオルを巻く場合は、紐で押さえます。
紐か腰ベルト
・腰紐として、1本用意します。より楽に感じるゴムベルトタイプでもいいでしょう。ここでポイントは、紐を1本と書きました。胸紐は使用しないという事です。後で書きますが、衿元を止める役割は、コーリンベルト+伊達締のみとします。
着物の時は+胸紐を推奨していますし、浴衣でも衿元が心配な方は、やはり胸紐を足す事をお勧めしています。
着物の時は+胸紐を推奨していますし、浴衣でも衿元が心配な方は、やはり胸紐を足す事をお勧めしています。
コーリンベルト
・コーリンベルトは、衿元を止める役割の補助をします。コーリンベルト自体は正確には衿が開いてくるのを止める役割といったほうが正しいかもしれません。体に1周まるまる巻きつけるというわけではないので、紐を使うよりも楽です。次に出てくる伊達締めと合わせて使った方が無難です。
伊達締め
・伊達締は、先述のコーリンベルトで衿元が開いてくるのを防止しさらに面を使って止めます。浴衣用は夏用のメッシュになっているタイプが多いです。もちろん着物用を使用しても構いません。
そして、ここは意見が分かれる所かもしれませんが、コーリンベルト+伊達締め ではなく、紐1本 とする方もいると思います。紐1本の方が少し苦しいと思いますが、伊達締めより、面積が少ないので涼しいというメリットがあるかと思います。
そして、ここは意見が分かれる所かもしれませんが、コーリンベルト+伊達締め ではなく、紐1本 とする方もいると思います。紐1本の方が少し苦しいと思いますが、伊達締めより、面積が少ないので涼しいというメリットがあるかと思います。
B.きっちり派の特徴
きちんと着たい方なので、小物は多めです。綺麗に着崩れることなく着たい方向けの一覧です。多少苦しくてもいい、紐には慣れている、という方はこちらを参考にしていただいた方が、長時間綺麗に保てます。
B.きっちり派の小物一覧
帯、浴衣以外
和装下着・肌襦袢・裾除け
・きっちりときれいに着るために、簡易的ではなく、和装下着と、肌襦袢・裾除けをしっかりと着ていきます。(汗取りにもなります。)全体を通して、着物のときに準じた小物という意識でいいでしょう。しかし、近年多い熱中症警戒が出されているような猛暑日の時は、体調によってはさすがに危険ですので、何枚もキッチリ着る事は、もしかしてご再考くださった方が安心かもしれません。
紐類
・紐類は3本用意します。
用途はそれぞれ、補正のタオル用、腰用、胸用です。初心者さんは、紐が緩くなりがちなので思っているよりキッチリ締める事を意識するとうまくいきます。(ごくたまに、初めからしっかり締めれる方もいらっしゃるので、個人差があります。よって余りにも苦しくならなように加減してください。)コツをつかめばキッチリ締めつつも楽にできます。体に空気を入れながらしっかり締めるといいです。そして胸紐よりは腰ひもをしっかりと締めてください。
用途はそれぞれ、補正のタオル用、腰用、胸用です。初心者さんは、紐が緩くなりがちなので思っているよりキッチリ締める事を意識するとうまくいきます。(ごくたまに、初めからしっかり締めれる方もいらっしゃるので、個人差があります。よって余りにも苦しくならなように加減してください。)コツをつかめばキッチリ締めつつも楽にできます。体に空気を入れながらしっかり締めるといいです。そして胸紐よりは腰ひもをしっかりと締めてください。
薄手のタオル2,3枚
・美を追求&着崩れを防止します。体を寸胴にして(茶筒型にする、とよく言います)綺麗に着られるように、
そして帯がしっかり胴で収まるように補正タオルをしていきます。やはり夏という事で、薄手のものや通気性のよいガーゼタオルでもいいでしょう。
そして帯がしっかり胴で収まるように補正タオルをしていきます。やはり夏という事で、薄手のものや通気性のよいガーゼタオルでもいいでしょう。
コーリンベルト、伊達締め
・先ほどの楽ちん派でも説明しましたが、よりきれいに着る、そして着崩れないようにするには、コーリンベルト+伊達締+胸紐を使います。昼過ぎに着て、夕方には集合し、花火大会を見て、そのあと食事会 という流れでも長時間安心です。(お食事する際は、胸紐をしっかり締めるとは言いつつも、力任せには締めないでくださいね)
帯板
・楽ちん派では登場しませんでしたが、胴に巻いた帯もきれいに見せていきたいきっちり派は帯板も用意します。ここでも夏用のメッシュタイプが通気性がよくお勧めです。(普通タイプでもOKです。)
(三重紐)
・凝った帯結びをしたい方には、三重紐を用意されるといいでしょう。YouTubeなどの動画でも、帯結びが載っていますので、ぜひチャレンジしてみてください。意外にも簡単かもしれません。(1本紐が増えますので、きっちり派はこらえどころ!)
まとめ
以上、楽ちん派ときっちり派で、小物集め・小物選びを紹介しました。このように目的で少しずつ変わってくるので、ご自分の好みを今一度考えてみてくださいね。
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